春の養生

ブログ訪問ありがとうございます。
鍼灸室なおです。

立春を過ぎ、まだ寒さはあるけれど
景色や風から春の訪れが感じられます。

この季節を東洋医学では「発陳（発陳）」と呼びます。
冬の間眠っていたものが、眼を出し活動的になり始める時期です。

冬の冷たい陰気から活動的な陽気が、自然界だけでなく
人（体）も多くなる時期なのです。

「魚水氷」（湖の氷が割れて魚が跳ね上がる）ともいわれるこの時期は
この魚のように、身体を動かし始めることが大切。

少し早起きをして朝の陽気を一杯浴び、出来ればお散歩。
自然界の陽気はグングンと伸びやかになってきます。
心身共に活動的な気持ちへと移ろうことが春の養生。

そんなこと言っても、まだまだ外は寒いし、
朝のお散歩だなんてそんな余裕はない！

そう嘆く方は
ワクワク・ドキドキすることを見つけたり
辛いもで発陳スイッチを入れたり
甘いものでこわばった体を緩めるもよし。

目覚めに思いっきりストレッチをして
身体をのびのび～～と
草花が芽吹くイメージで陽気を発動させましょう。
そして腕で足の側面をトントンと刺激してあげるとなおいいですね。

３～５月、調子が悪くなる、温かくなっても冷え性が改善しない、
そういう方は発陳のこの時期
朝日の力を受け、ノビノビ～の心地よさを感じ
いつもよりちょっぴり活動的に過ごしてくださいね。

あっ、ノビノビ～はストレッチだけでなく
山菜で取り入れるのもおススメです。

ただし食べすぎはNG!
私はフキノトウが大好きで、先日２０個ほど食べてしまい（バカすぎます）
過剰に取り入れてしまった灰汁との闘いが大変でした。


毎年バレンタインデーに
我が家の猫（２匹）と私の分までクッキーを焼いてくださる方がいます。
今年も届きました。

「人間用」と表記されるこのラベルがとっても好き。


毎年ありがとうございます！！！


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