こんにちは、鍼灸室 なおです。
まずは使用している鍼のご紹介。
日本で使用されている鍼は
髪の毛以下のとっても細いもの(直径0.1mm)から
太いもので0.45mm(これは中国鍼)
上が0.1mm 下が0.3mm
鍼灸室 なおではこれ以上の太さのものは使用していないので
0.45mmの鍼の画像がありません。
この0.3mmの鍼もほとんど使いません。
どうしてもという症状・タイプの時のみせいぜい2本。
0.1mmの鍼のほうは、長さも短い。
お顔用に開発・販売された鍼です。
では、
注射針ってどれくらいの太さだと思います?
輸血・献血用は大体1.2mm
採血用は0.7mm
皮下注射用は0.5mm
注射針って太い・・・
もちろん注射の場合は目的が全然違います。
血液を採取したり、薬剤を注入したり。
そのためには組織を切っていかなければなりません。
断面はこんな感じ。
私自身、注射は苦手。
鍼灸の鍼の目的は経穴(ツボ)へのアプローチが主。
場合によっては筋肉への刺激を要する場合もありますが、
円管にする必要も皮膚を切る必要もありません。
だから、鍼灸の鍼先はこんな感じ。
えっ?痛そう?
これ、蚊の口先です。
蚊に刺されて「痛っ!」って気づくことと
な~~んにも気づかないこと、ありませんか?
鍼の刺激はこんな感じです。
一概に鍼と言っても些少ながらこれだけ太さに差があります。
鍼灸室 なおでは
0.1mmをはじめ、8種類の太さの鍼を使い分けて
治療をしていきます。
そして鍼は太さだけでなく、
長さにおいても冒頭の短いものから長いものまであるんです。
それはまた次回。
辛い症状は、心のサインでもあります。
自分を抑えて生活していませんか?
身体がほっとすると気持ちもホッとしますし、
心がホッとすると身体が反応します。
鍼灸の力を信じてみませんか?